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世界遺産とは?

みなさんは、「世界遺産」という言葉を知っているでしょうか。ほとんどの方は、どこかで耳にしたことがあるはずです。では、世界遺産とはそもそも何なのでしょう。世界遺産とは、1972年にユネスコ総会において採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて世界遺産リストに登録された遺跡、景観、自然などを指します。世界遺産は、その内容によって大きく3つに分けることができます。
1,文化遺産
顕著な普遍的価値を有する建築物や遺跡、文化的景観や記念物など
2,自然遺産
顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、景観などを含む地域。
3,複合遺産
文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている遺産
また、これらの分類に入らない場合でも、次世代に残すことが難しくなっている、もしくはそれが強く懸念されるような場合には該当する物件に関しては「危機にさらされている世界遺産リスト」に加えられて保存や修復の対象になることがあります。
世界遺産の登録にはいくつもの条件を満たす必要があり、また、世界遺産に登録してもその後、その「顕著な普遍的価値」が失われたと判断された場合には登録を抹消されることがあります。また、世界遺産はすべてが美しくすばらしいものばかりではありません。戦争や人種差別などにより犯された罪の象徴である物件も世界遺産として登録されている事例があります。これらは「負の世界遺産」とも呼ばれています。
また、世界遺産に登録された場所は、しばしば観光地化する傾向にあります。しかし、安易に観光地としてしまうことによる保全の妨げも当然懸念される事象でもあります。世界遺産の登録により、開発の制限を受けている地域も多く、中には観光客が立ち入り禁止となっている地域もあります。世界遺産とは、そもそもその保全を目的とした活動のため、観光開発が目的ではないことは重々承知しておくべきではないでしょうか。
2010年現在、この条約を締結している国は世界中で187カ国となっています。
では、日本における世界遺産についても少し学んでみましょう。

場所と種類を知ろう
世界遺産の楽しみ方とは

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